東京で暮らす美容師の璃子は、台湾の友人、淑芬(シューフン)のSNSをチェックして強烈な違和感を覚える。淑芬の背後に髪の長い不気味な女が写っており、「お前ら全員さっさと死ね」と不穏な文章が添えられていたのだ。淑芬と連絡が繋がらず、台湾人の元カレ、家豪(チャーホウ)に電話をすると「淑芬は半年前に死んだ」と告げられる。淑芬は浜辺で変死体として発見され、不可解な状況に“呪い”だと噂する者もいたという。さらに親友のあいりに大量の不気味なメッセージと動画が届く。再生すると、木槌で紙の人形を叩く異様な様子が映っていた。その日をからあいりには奇行が目立ち始め、ある晩、璃子の眼前で命を絶った。ついに璃子のもとにも紙人形の動画が届き、次のターゲットは自分だと悟る。呪いの発生地と思われる台湾に向かった璃子は、迫りくる死より前に怨念の正体を暴き、呪いを祓うことができるのだろうか・・・?























到着コメント
その爽快さは、清々しさではなく、どこか腑に落ちない「快楽」に近い。
血が気持ちいい。
スマホ越しの怨念は、いつの間にかあなたの背中にも張り付いているかも。
そんなSNS時代ならではの悪夢を、ぜひ味わってください!
その背景にあるものが善意か悪意かでどちらにも成ってしまう。
それほどまでに人の想い……いや、思い込みの力は強いし、SNSは怖い。
と書いたその指で私は、
「宇賀那監督が令和に甦らせた、古き良きJホラーだ!」
とでもXに投稿するだろう。
映えないSNSしかやってなくて本当によかった。
“恐怖”でえぐる、異色のホラー。
観る者の神経を「コワイ」で直接刺激して、
心と体の両方をグサグサ刺してくる。
ああ、もう逃げ場なし!
悪趣味で無慈悲で、どうしようもなく最高。
私、誰かに呪われてないよね?
きっとみんな、自分の投稿が少し怖くなる。
呪われた人間の行動は常軌を逸していて、言葉を失う。
特に布団のシーンはあらゆるホラー映画の中でも
閲覧注意レベルでやばかった…。
いつ“それ”が現れるのか、次は誰が呪われるのかは分からない。
そしてその呪われる理由もまさかの理由で怖かった。
この世には絶対に関わってはいけないものがあるのだと感じた。
SNSを通じて「呪い」をかけるという発想は本当に素晴らしいと思います。
そのおかげで観客は共感し、積極的に関わろうとし、
そこからつながりが生まれる――まさにこの作品の最大の見所です。
映画を見終わった後にSNSを使うと、自分も物語の中に
入り込んでしまったような不安を覚えます。
紙人形=日本でいうところの藁人形とあっさり説明できてしまうくらいに、
古今東西誰かが誰かを呪いたい気持ちは共通なのだ。
僕たちは人類史上最も呪いが蔓延しやすい時代に生きている。
『ザ・カース』はそれを最新の形で教えてくれる。